じふのブログ

人は、語ることの出来ないものに対して沈黙しなければならない。

結婚式と核兵器の話

こんにちは、じふです。

 

 

先日、親戚の結婚式というものに人生で初めて行ってきた。

 

絵に描いたようなスタンダードなホテルウエディングだった。

 

大きめのホテルチャペルでの結婚式に引き続き披露宴が行われ、幸せムードの中で余興や新郎新婦の生い立ちムービーを見た。

 

余興では新婦の同僚がブルゾンちえみをコピーしていて、クソほど面白くなかったのでストローの袋を小さく折り畳んで時間を潰していた。

 

 

 

そして披露宴も終盤にさしかかった頃、新婦から両親へ感動的な手紙を読む、というシークエンスがあった。

 僕はおしぼりを小さく折り畳んで時間を潰していた。

 

そして新婦が涙ながらに手紙を読み終えた時、前の方に座っていたブルゾンが急に立ち上がり手紙を読み始めた。

 

 

おい待て、両親への手紙の後だぞと。どう考えても弱いだろと。

 

そんな会場のツッコミも聞こえ、新婦も少し戸惑っていた様子だったがブルゾンは職場の内輪ネタなどを綴った10分ほどの手紙を読み上げ、世界一長い10分が過ぎた。

 

僕は会場にいた5歳くらいのガキを観察して時間を潰していた。

 

そんな感じで親戚の結婚式は感動の中終了したのだが(ブルゾンが一番泣いてた)、この結婚式という文化に対してひとつ言いたい事がある。

 

 

結婚式のもろもろの費用、高すぎん?

 

 

とにかくこの国では冠婚葬祭に関してお金の話を持ち出すと叩かれがちだ。

だから普段決して口に出しては言えないが、毎年何万組ものカップルがブライダル業界にボッタくられてるんじゃないだろうか?

 

式場の花も聞いた話では5~10万円くらいするらしい。

それって適正価格なの?5000円くらいで売ってない?

 

ひょっとしたらご祝儀で渡した3万円も、ブライダル業界の闇金ウシジマくんみたいな人たちに7割くらい抜かれているのかもしれない。それは困る。

 

まあチャペルウエディングっていうのがそもそも、一度も教会に行ったことのない人が一度も祈ったことのない神に永遠の愛を誓うっていう点でおかしな話なんですが、このままブライダル業界の食い物にされていいんでしょうか。

 

議論すらされていないっていう点に関しては核兵器の話と同じなんですよ、話題自体がタブーになってるんですよ。

 

やっぱりなんでも改善していくためには議論がされなくちゃあならない。

 

 

 

その辺りに関してはどうお考えですか、米良美一さん。

 

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 まことの心を知るは   もののけ達だけ