墓参りと理想の上司の話
世間はお盆の最中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕はお酒を飲んだり、Netflixsで映画を見たり、お酒を飲みながら映画を見たりしていました。
とはいってもずっと家にこもっていた訳ではなく、先日、家族で京都まで墓参りに行ってきました。
この年になるとなかなか家族で出掛けることもないので、小旅行とまではいかないが、久しぶりに家族全員揃って外出する良い機会だった。
しかし珍しいことをしたせいか、夕立に降られてしまい駅からお墓までは雨宿りをしつつ向かうことになった。
その上、台風13号の影響で流通が滞っているらしく、お茶を買おうとしたが道中の自販機にはレッドブルとコーヒーしか無かった。
最悪だ、駅前のコンビニで買っとくんだった。
そんな感じで帰り道はまあまあテンションが低かったのだが、道すがら父から聞いた話が面白かったので一つ紹介したい。
仏教の中でも宗派によって法事のルールや死後の世界の考え方は違うが、浄土真宗は他の宗派と比べてかなり法要が特殊だそうだ。
一般的には仏教の世界では、亡くなった人は49日間の修行を経て仏になり、極楽浄土へ行くと考えられている。そのため、「初七日」「四十九日」の二つの追善供養が重要視されているのだが、
浄土真宗の教義では亡くなった人は直で浄土に行くとされている。
大丈夫かそれ?他の宗派の人と浄土でケンカにならない?
「なんであいつだけ修行してないの」とか思われない?
もう”いきなりステーキ”ならぬ”いきなり浄土”だ。
そのため、先に挙げたような追善供養は不要のはずなのだが、
親鸞上人の教えによると「ホントはいらんけど世間体とかあるし形だけやっとき(意訳)」ということらしい。
親鸞上人、好き…
浄土真宗、めっちゃホワイトだ…世間体の事とかちゃんと考えてくれてる…
こういう上司が理想だよね、ただ「やらなくていい」っていうのじゃなくてこっちの立場とか、周りからの見え方とか考えてくれてる
仏教の中でも日蓮宗なんかは厳しいらしいので色々だが、
同じ仏教の中でも違うところを調べていると面白いですね。
とりあえず僕はこれから金麦飲みながらラブライブを見るのでぜひ自分で調べてみてくださいね。