じふのブログ

人は、語ることの出来ないものに対して沈黙しなければならない。

”オシャレじゃない側”の人間の叫びを聞いてくれ

 

僕はファッションというものが全然分からない。

 

 

ハイブランドのTシャツ、ハットを集めるという趣味はあるのだが、

基本的にそれ以外の服はグローバルワークユニクロでしか買わない。

 

「金のかけ方がおかしい」とは何度も言われてきたが、これはもうマンガとかフィギュアを集めたりするのと同じ領域なのでほっといてほしいな、と思っている。

 

かといって、僕だって健全な男子大学生だしモテたいので、日々安い服をそれっぽく見えるように着ている。

大学生のコスプレをしている、という感覚だ。

 

 

僕がファッションで理解できない点は二つある。

 

まず一つは、金がかかりすぎるということだ。

断っておくが、一つ一つのアイテムが高いという話ではない。

 

例えば店をぶらぶらしていて、目当てのブツを見つけるとする。

 

おっこれカッコいいやんけ⇒でも手持ちの服で合うやつないな⇒合わせるのも買お

 

 

毎ッ回。これ毎ッッ回やっちゃうの。

 

”何と合わせればいいのか”という想像力あるいはセンスが僕に足りないからだろう、

僕にとっては、服を買いに行く=全身セットで買う なので、金がかかって仕方ない。

 

オシャレな人は脳内で、持っている服と合わせた図を正確にイメージしているのだろうか。

それとも単純にめっちゃ服を持っているのだろうか。

 

うーん、羨ましい。

 

 

そしてもう一つ。これは人類最大のテーマといっても過言ではないと思う。

 

流行ってなに?

 

マンハッタンポーテージのカバンってありましたよね。

一時期みんな持ってたかと思えば、今はもうほとんど見ない。

 

2、3年前にハットが流行ったかと思えば、今は完全に淘汰されてるし。

 

この流行ってやつにメチャクチャ迷惑してるんですよ。法則もシステムもありゃしない!

 

 昔のディズニー・ピクサー映画『ウォーリー』の中のワンシーンで、堕落した人類がAI に決められた流行色の服を一斉に着る(正確には、着ている服の色を変えるだったか)というシーンがある。

 

movies.yahoo.co.jp

 

幼かった僕はそのシーンにかつて感じたことのない気味悪さを覚えたものだが、

よく考えたらAIが決めているか、メディアが決めているかという違いだけで、どちらも大差ないではないか、と今は思う。

 

なんならパリの地下にある巨大マザーコンピューターのAIによって世界中の人の無意識を操作する洗脳電波が出され、流行が決められているんじゃないか、とも思っている。

 

 

そこまで言うなら好きな恰好しろよ、と思われるかもしれないが、

オシャレであることによって尊敬されることはなくても、ダサいとナメられるのは分かりきっている。

もう戦時中みたいに国が国民服を支給してくれたらいいのに。

 

 

 

あ~~~~~~

 

助けてくれ~~~~~~~~~

 


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これは僕が持っている中で一番かっこいいTシャツです。