じふのブログ

人は、語ることの出来ないものに対して沈黙しなければならない。

僕は鋼の錬金術師完全版の全巻セットがいい

 

つい最近のことだ。

先日、彼岸の間に予定が一日空いていたので、墓参りに行ってきた。

 

 

家の墓があるのは丘の上に墓地が並んでいる霊園なので、

別にそのつもりはなくても、どうしても他の家の墓が目に入る。

 

彼岸の時期だったということもあり、多くの墓には花と線香が手向けられ、お茶、お酒、饅頭、タバコなどのお供え物があった。

 

お茶やカップ酒なんかはよく見るが、生前、故人の好きだったものを供えるパターンも多いんだなーなんて思いながら歩いていると、

まるで当たり前のようにガンダムが供えられている墓を見つけた。

 断っておくが、これはマジの実話である。

 

僕はそこまで詳しくないため、なにガンダムかは分からなかった。

 

しかし、悪びれもせず堂々たる佇まいで確かに未開封の組み立てていないガンプラが墓石の前に鎮座している。

なんなら箱がデカすぎるので通路にちょっとはみ出してる。

 

 

生前よっぽどガンダムが好きだったのかな?

このまま置いていたら他のお供え物と一緒に住職に回収されるのかな?

 

思わず立ち止まってしまい、そんな事を考えた。

 

以前なにかで読んだのだが、

お墓に入っているご先祖様は、饅頭やお菓子などのお供え物は一瞬でお召し上がりになるので墓参りをした後普通に持って帰っていいらしい。

 

「持って帰ってもよい」という部分から、これは食べ物を無駄にしないための言い伝えだと考えられるが、

その理屈でいくと供えられたガンプラも、ご先祖様は一瞬でお組み立てになるのだろうか。

 

だったら工具とかスプレーとかも一緒に供えたほうがいいんじゃないかなあ、知らんけど。

 

でも、ガンプラが許されるのならお供え物っていうのは意外と自由なのかもしれない。

 

自分が死んだら何を供えてほしいだろう。

 

そうだなあ、