じふのブログ

人は、語ることの出来ないものに対して沈黙しなければならない。

2021年1月11日の日記


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KALDIで買えるこのチョコレート、香りが良くてウイスキーとかコーヒーによく合うのでオススメです。

 

 

最近は寒いので、ハイボールが飲めなくなってしまった。

ウイスキーは専らトゥワイスアップ(ウイスキーと水が1:1になるよう割る飲み方、僕は一番好き)でこのチョコレートをつまみながら飲んでいる。

 

今日は寒すぎて外に出てないし、な~んもしていない。

ずっとネットフリックスでアニメ美味しんぼを流しながら、ネットサーフィンをしたりソシャゲをしていた。

 

アニメ美味しんぼは凄い。最近見始めたのだが、あっという間にシーズン1の38話を見終えてしまった。

 

何が凄いかというと、第一に話のテンポの良さだ。

主人公・山岡士郎の勤める東西新聞社を舞台に、

トラブルが起きる→山岡さんが食の知識で解決→人情話でホロリorクスリと笑える

というフォーマットが完成されているのだ。

 

これが1話完結で20分で自然に収められていて、さらに全120話も近くあるのだから驚きだ。

 

また、美味しんぼの面白さは単に「食の雑学を学べる」というだけではなく、「山岡士郎という一人の男にフィーチャーした人間ドラマ」としても見ることができるところにある。

 

士郎は陶芸家、画家でありながら美食家の父、海原雄山が亡き母の料理に対してきつくあたって、母に心労をかけていたことから、雄山に対して深い恨みを持っている。(作中では雄山のことを指し、『俺の母を殺したのはあの男だ!』とまで言い放っている)

一方で雄山から受けてきた美食の英才教育により、食にこだわらずにはいられない自分に憤りを感じている面もある。

 

それに対して雄山も、士郎が家出する際に自分の陶芸作品を全て壊していったことに対し恨みを持っており、親子が互いに恨み合う構図となっている。

 

美味しんぼは、家出以降、新聞社でぐうたら社員として怠惰に過ごしていた士郎が「究極のメニュー作り」に抜擢されることにより、再び美食の世界に触れ、雄山と相対するところからを描いている。

 

これは言わば、山岡士郎の止まっていた時間が、美食をきっかけに再び動き出すまでを描いた物語だと言えるのではないだろうか。

 

 

Youtubeでも一部無料公開しているみたいなので、是非美味しんぼを見てみてください。

「究極のメニュー」1話前編 | 美味しんぼ | [ENG sub] - YouTube

 

ちなみに僕の推しはパジャマがかわいいことでお馴染みの大原社主です。

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