じふのブログ

人は、語ることの出来ないものに対して沈黙しなければならない。

2021年1月25日の日記


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帽子が返却されていました。

 

 

 

 

 

今日ずっと考えていたことがある。

任天堂の人気キャラクター、「星のカービィ」。

そのカービィの体を、指で押したときの擬音って何なんだろう、と。

 

いかにもモチモチで柔らかそうなカービィだが、質感を考えると辻褄の合わないことが出てくる可能性が示唆された。

 

以下、僕が一日中考えた結果得られた、「カービィの質感」に関する三つの仮説を示す。

皆さんも一緒にカービィの質感について考察を深めてみてほしい。

 

 

 

 

 

仮説1.「むにっ」

 

 

やはり大本命は「むにっ」だろうか。

カービィはピンクで柔らかそうで、丸くて膨らんだり弾んだりしてるから「むにっ」が一番しっくりくる。

 

カービィが最も高解像度で描かれているゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」でも、カービィはスベスベとしたテクスチャで描かれている。

 

押した指はカービィの体へ沈み込みながらも、ほどよい抵抗感をもって押し返してくる「むにっ」という触感。

やはりこれが大本命か。

 

 

 

 

 

仮説2.「ギチッ」

 

 

しかしながら、カービィの体表は剣を持った敵の斬撃にも耐えられるほどの強度を持っている。

あまつさえ敵ごと刃物を丸飲みもしてしまう始末だ。

 

「むにっ」という弾力をたたえていては創傷は避けられないだろう。

 

ゲーム内だから省略されているだけで、実際にカービィを見ると細かい傷でズタズタだったら嫌だ。

 

刃物の攻撃に耐えるためには、カービィの体はもっと密度が高く、タイヤくらいの強度はあってもおかしくないと思う。

 

 

だとすれば指で押したときの擬音は「ギチッ」とかだろうか。

いや、そもそもタイヤ並の強度ならば指で押せないかもしれない。

 

 

カービィホバリングする際に頬を膨らませるが、もしこの仮説が正しければ頬にはとんでもない圧力がかかっていることになる。

 

そのエネルギーを補うための大食いだとすれば、カービィの全てに説明がつく。

 

意外にこの説が最有力候補かもしれない。

 

 

 

 

 

仮説3.「フサッ」

 

 

最後の説は、「フサッ」だ。

 

 

先に述べたように、スマブラではカービィはスベスベとした質感で描かれている。

しかしながら、カービィと同じような質感で描かれているキャラクターがスマブラにはもう1体登場している。

 

 

 

 

 

そう、プリンである。

 

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ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」中でのプリン

 

 

このプリンも、カービィと同様にスベスベとした質感で描かれている。

したがって、カービィとプリンの両者は同じような質感・触感であると言えるだろう。

 

 

しかしながら、このプリンが全く異なる質感で登場する媒体がもう一つあるのをご存知だろうか。

 

 

 

 

その媒体とは、映画「名探偵ピカチュウ」である。

 

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映画「名探偵ピカチュウ」中でのプリン

2019年に公開されたこの映画の中でプリンは、短い毛がビッシリと生えた姿で登場している。

 

さらにこの映画は、「もし現実世界にポケモンがいたら?」というテーマに基づいて制作されている。

ならば、こちらの映画に登場するのが実際のプリンの質感であり、スマブラのプリンはデフォルメされたものであると考えるのが自然だろう。

 

以上の事実から浮かび上がってくるのは、”カービィの体にも短い毛がビッシリ生えている可能性”だ。

 

カービィもプリンと同様に、実際は短い毛で覆われた姿をしているならば、毛の塊に指をうずめる、「フサッ」という擬音が相応しいのではないだろうか。

 

 

 

 

 

以上、僕からは3つの仮説を提言させていただく。

個人的には「フサッ」説を推したいが、皆さんもSTAY HOMEの期間中、カービィの質感に思いを馳せてみては?