じふのブログ

人は、語ることの出来ないものに対して沈黙しなければならない。

電車の遅延と地震の話

僕がこうして今さらブログを始めたのには二つの理由がある。

一つは、文章を書いたり自分の頭の中をアウトプットする練習のためだ。

自分の考えを文章にすることがあまり得意ではないので、

とりとめのない事ばかりではあるがこうしてブログを書くことを通して少しでも面白い文章を書けるようにしたい。

 

そしてもう一つは、大学が夏休みに入って急に暇になったからだ。

 

 

 

そう、このブログを開設したのはちょうど試験が終わった当日だった。

その日の朝、僕は2限からの試験に備えて午前9時に家を出発した。

最寄駅に着くと、遠目に見えたのは人で溢れ返る改札。嫌な予感が沸き上がる。

 

駅に充満する溜息と舌打ちを掻き分けてメガホンを持った駅員の元へ行く。

「人身事故の影響により運転を見合わせています」

 

やっぱり。

僕が使っている路線には、月一くらいのペースで人が死にまくる魔の踏切があるのだ。

どうなってるんだろう、あれ。

自殺場所の食べログみたいなレビューサイトでもあるのかな。(死んだらレビューする手段が無いのでそんなものはない)

 

しかしながら自分には他の交通手段も無いので、遅延の旨を大学に連絡して大人しく復旧を待つしかない。

うだるような暑さの改札口でふと目線を上げると、問い詰めるような口調で駅員に食い下がる人。

SNSを開けば「○○(鉄道会社)ほんと無能」「○○止まりすぎ笑」といった投稿。

 

はい、ここです。

今回の物申すポイント、ここです。

 

分かってるだろうけど、鉄道会社も被害者だからね??

むしろ一番迷惑してるのは鉄道会社だからね???

 

地震か何かで被災した人に向かって

「お前らが被災したせいで見たいテレビがなくなった!」とか言わないでしょ普通。

 

ん?これはちょっと違うか

 

とにかく、人身事故なんて避けようがないという点で災害と同じなんですよ。

鉄道会社も私たちと同じ被害者なんだから、責めるなら踏切に飛び込んだ人を責めよう!

 

死人に口なし!

 

レッツインモラル!