2021年1月27日の日記
今日は疲れたので短めに。
缶コーヒーに特にこだわりはないけどキリンのFIREシリーズが一番うまい気がする。
今日、話の流れで学生ビジネスの話になった。
この年まで来ると、中学・高校の知り合いで一人は事業内容に一切の具体性がなくやたらと他人を巻き込もうとしてくるネットビジネスをやってたりするもので、僕もかつての同級生から勧誘を受けたことがある。
僕はそういった過去の経験と闇金ウシジマくん(フリーエージェントくん編)から得た知識から、SNS等で「ビジネス」という言葉を見かけると反射的に心の中でファイティングポーズをとってしまう。
だいたい「ビジネスに興味ありませんか?」っていうのが日本語として破綻してるんだよな。
「ビジネス」というくくりで聞かれても、「食べ物に興味ありませんか?」とかと同じレベルの質問だ。抽象的すぎる。
上述したように僕はネットビジネスに関して偏見にまみれているが、自身をコンテンツ化することなく、誠実にモノやサービスを開発している学生起業家の人たちもこの国にいるのは確かだ。
しかしながら、その比率は各国の中でも少なく、実際に世界各国の「起業のしやすさ」ランキングで日本は106位と先進国の中だけで比較してみても決して高くはない。(2019年5月時点、THE WORLD BANK https://www.doingbusiness.org/en/rankings より)
ちなみに「起業のしやすさ」の項目において日本より下位には、ドイツ、オーストリア、 チェコなどが位置している。
この順位を数字のままに受け止めて、「日本は遅れている、劣っている」と結論付けることは容易だし分かりやすくはあるが、これは優劣ではなく単なる「差異」に過ぎないのではないだろうか?
思うにこれは、日本で長く続いている大企業優遇という土壌や、もっと言えば日本人の多くが農耕民族に由来することによる維持、安定を好む民族性なども関係しているかもしれない。
だからこそ日本で起業してあくまで技術で勝負しようと考える人は尊敬する。