じふのブログ

人は、語ることの出来ないものに対して沈黙しなければならない。

30日間、約3万字日記を書いて気付いたこと(2021年1月31日の日記)


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nice cake.

 

 

 

今年の元旦に思い立って始めたこの日記も、早いもので今日で1ヶ月を迎えた。

1日約1000字を目安に更新し続けてきたので、1ヶ月で1000×30で3万字を書いたことになる。

内容はともあれ、元々熱しやすく冷めやすい性格の自分がよくここまで続けてこられたな、と手前味噌ながら思う。

 

 

さて、日記を書き始めて1ヶ月が経過した現時点で自分なりに気付いたことがいくつかあるので、ここに記して今日の日記と代えたい。

 

 

 

①観察力がついた

 

これが一番の気付きかもしれない。

「観察力がついた」というよりは、「物事に対して意識を向けるようになった」と言った方が正しいか。

 

毎日日記をつけるつもりで生活を送っていると、意外に発見や気付きは転がっているものだ。

なにより最も大きな変化は、日常の「景色」として処理していた物事に対する解像度が上がり、自分の心の動きを言語化する癖がついたことだ。

広い意味で自他に対する観察力がついたことは、日記を始めたことによる収穫と呼んでもいいかもしれない。

 

 

 

 

②意外とネタ切れにはならない

 

前述したように観察力がついたからか、日記を書き始めた当初恐れていたネタ切れという事態には未だ陥っていない。

それどころか、「ツイートには収まらないけど人に話すほどではない」というようなことを形にする場が出来たので、むしろまだまだ書きたいことがある。

ただ何でもかんでも日記に書くと、僕のブログを読んでくれているリアルの知り合いと会った時に話すことがなくなるので、その辺は支障をきたすことのないようにしたい。

 

 

 

 

③更新に対するハードルが下がった

 

これには良い面と悪い面の両方があると思っていて、

まず良い面というのは、とりあえず完成品の体裁に整えて書き上げる作業を繰り返すことで、モチベーションの坂を上りきって完成させる力が付いたことだ。

これまでは文章を書きかけていても、途中で飽きたり面白さに疑問を感じて投げてしまうことが多かったが、「毎日書く」というハードルを自分に課すことによって、とりあえず今日の分を形だけでも書き上げねばというモチベーションが生まれた。

これにより、途中で投げずに最後まで完走する力がついたと思う。

 

一方で悪い面というのは、「形だけでも」とハードルが下がりきってしまったことにより、質や読みやすさというものをあまり考慮しなくなったことだ。

毎日書いていると推敲はほぼする時間がないし構成を練っている暇もないので、頭の中身を箇条書きしたような文章になってしまう。

 

あとで読み返したときに分かりにくかったり誤字が酷かったりするのは、今日からでも改善していきたい。

 

 

 

 

④リソースが奪われる

 

当初は「1000字だったら10ツイート分くらいだから、30分もあったらサッと書けるやろ」と高をくくっていたが、実際には平均してだいたい毎日1時間弱を日記に割いている。

この1ヶ月だけでも、少なくとも30時間を日記に費やした計算になる。

30時間あったらもっと色んな事をできたな…と思ってしまうのは、日記を書き始めて後悔した唯一の事といってもいい。

まあ実際にはスマホ見てゴロゴロしてただけなんだろうけど。

 

 

 

 

以上のように、1ヶ月間日記を書き続けてみて、良い面もあればそれなりに負担もあることが明らかになった。

文庫本一冊がだいたい20万字らしいので、まずはそこを目指してしばらくは毎日書き続けたいと思います。